マイクラ(Minecraft)の影MOD(シェーダーパック)は、角ばったマイクラの世界を一気に美しくする、憧れのMODのひとつです。
しかし影MODのスタンダードともいえる「SEUS」は非常に重く、フレームレートが一気に低下してしまいます。そこで影MODの中でも軽量MODとして名高い「KUDA SHADERS」を適用してみましょう。
「KUDA SHADERS」とは?
「KUDA SHADERS」とは影MOD(シェーダーパック)の中でも軽さと描画のバランスが良く、SEUSが適用できない低スペックPCでも扱いやすいMODです。
CPU内蔵型のグラフィックで影MODを適用するなら、個人的に最もおすすめできます。SEUSではプロファイル設定を「低」にしてもギリギリだった環境でも、スムーズに遊ぶことができることがその理由です。
描画の美しさはSEUSに一歩劣る感じですが、水や木々の揺らぎ、太陽光などは十分に表現できており、バニラ状態とは雲泥の差です。
このように優秀な影MOD「KUDA SHADERS」に必要なスペックは、具体的にどのあたりなのでしょうか。
3世代前の内蔵GPUでも動作する「KUDA SHADERS」
「KUDA SHADERS」は、CPU内蔵グラフィック、しかも最新世代ではないもので動作します。例えば、Intelの第4世代CPU「Haswell」に内蔵されていた「インテル HD グラフィックス4600」あたりでも、15から25FPSを実現できるのです。
マイクラはそれほど精密で滑らかな動きをするゲームではないため、20FPS前後でも十分に遊べます。やや動作が重い感じは否めませんが…
また、50FPSから60FPSで動作させたければ、GTX1050程度の性能で十分に実現可能です。さすがにCPU内蔵グラフィックでこのレベルは難しそうですが、中古のGTX750Tiなどでも50FPSは出ます。
したがって、わざわざ最新のグラフィックボードを購入しなくても、1万円以下の投資で美しい描画を体験できるのです。
ちなみにドスパラの中古パーツでは、GTX750Tiが8000円前後で売られています。マイクラ以外にゲームをしないのであれば、この程度で十分ですね。
1週間保証のバルク品ですが、無理な使い方をしなければある程度は持ちこたえてくれるはず。
中古パーツも積極的に活用しよう
今回のように使い方が限定されていてそれほど高い性能を目指さないのであれば、中古パーツを買い足すのも賢いアップグレード方法です。
特にCPU内蔵グラフィックからのステップアップは、数千円から1万円前後の中古グラフィックボードでも十分に効果が体験できます。
ツクモやドスパラなど、大手BTOショップでも中古パーツを扱っていますので、こういった市場も是非活用したいところですね。