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トップフロー型も健在!サイズの新CPUクーラー「超天」

CPUクーラーといえば、サイドフロー型が多いですがトップフロー型もまだまだ健在です。今回はその中のひとつ、サイズの「超天」を紹介します。トップフロー型ならではのメリットもありますから、ゲーミングPCのカスタマイズに役立ちますよ。

トップフローの雄になるか?サイズの「超天」

CPUクーラー関連の大手メーカーであるサイズから、トップフロー型の大型CPUクーラーが発売されました。その名も「超天(SCCT-1000)」。あの人気シリーズである「虎徹」シリーズのトップフローバージョンという位置づけなのだそうです。

ここ数年でCPUクーラーは一気にサイドフロー型が主流になりましたから、トップフローの新製品は珍しいという印象があります。

ここで簡単に超天のスペックを整理すると、以下の通りです。

本体サイズ…130×120×130mm(幅、奥行、高さ)
重量…550g(6mm径ヒートパイプを4本搭載)
価格…3980円
対応規格…INTEL 775/1151/1150/1155/1156/1366、AMD AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+/AM4

搭載できるファンの大きさは12cmで、サイズの製品としては一般的といえるでしょう。ちょうど虎徹を横に寝かせたような形状で、厚みのあるヒートシンクは健在です。また、INTELとAMD両方に対応したリテンションが付属しており、どちらのCPUにも対応できるという強みも持っています。

トップフロー型にメリットはあるのか?

サイドフロー型はエアフローが良好になるというメリットがありますが、トップフロー型も捨てたものではありません。

私は個人的にトップフロー型のファンです。なぜならばCPU周辺だけではなく、マザーボード上のコンデンサやチップセットまで冷やすことができ、効率的だからです。さらに、サイドフロー型に比べると高さをおさえやすいため、小型ケースに格納しやすいというメリットもあります。

しかしメモリと干渉しやすいというデメリットがあることも事実。その点はサイズもしっかり把握しており、超天ではメモリと干渉しないようなオフセットデザインを採用。

CPUやマザーボード上の回路(VRM)を重視した冷却ならば、トップフロー型が有利といえます。ただし、ケース全体のファン配置やエアフローによっては、サイドフロー型が勝ることもあり、ケースバイケースといえるでしょう。

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小型ゲーミングPCにはトップフローもあり!

小型のゲーミングPCであればケース内のスペースに余裕がなく、大型のCPUクーラーをつけられないこともあります。しかしヒートシンクの高さが抑えられているトップフロー型なら、小型ケースにもおさまりつつ、マザーボード全体を冷やしてくれるため一石二鳥です。

サイドフロー型や水冷ヘッドに抵抗がある方は、是非一度検討してみましょう。

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