ドスパラのデスクトップゲーム用PCにはたくさんの種類があります。同じようなパーツを搭載しているように価格に大きな差があるため、どんな違いがあるのか気になります。
ではドスパラで人気のガレリア DT、XT、ZT、XT-Eにはどんな違いがあるのか比較してみます。これはそのままXF、ZF、XF-Eの比較でもあり、XGとZGとXG-Eの比較でもあります。
CPUが違う
まず一番の違いはCPUです。DTはCore i5-7500、XTはCore i7-7700、ZTはCore i7-7700K、VT-XはCore i7-7800Xが搭載されています。ゲーム用PCの価格はCPUが大きな割合を占めるため、CPUが違うことで価格にも差が出るのです。
一概にどれがいいかは解説できませんが、軽いゲームしかしないならCore i5、最新ゲームをするならCore i7-7700かCore i7-7700K、ゲーム以外の用途でパソコンをがしがし使うならCore i7-7800Xがおすすめです。
ケースが違う
ドスパラはどれも黒いPCケースなので違いがわかりづらいですが、実際には大きさや拡張性などが異なります。ガレリア DTが一番小さく拡張性が低いです。特にトップケースファンを搭載できないのがポイントです。
ガレリア XT、ZT、VT-Xは同じケースを使っています。ただしXTとZTがトップケースファンが1つ搭載されているのに対し、VT-Xは2つ搭載されています。もちろんカスタマイズでどうにでもできる部分ではあるものの、VT-Xが冷却を重視していることがわかります。
メモリが違う
DTとXTはメモリ8GB、ZTはメモリ16GB、VT-Xはメモリ32GBが基本構成です。ただしXTはキャンペーンで大抵の場合16GBになっています。またZTが16GBから32GBになっていることもあります。
また、32GBだとデュアルチャネルではなくクアッドチャネルなのでより一層高速になっています。
グラフィックボードが違う
どれも同じGeForce GTX1060を搭載しているように見えますが、実はビデオメモリに違いがあります。DTだけはGTX1060 3GB、他はGTX1060 6GBです。
GTX1060 3GBと6GBとで性能を比較してみると約10%の差があります。だからDTは非常に安いですが、グラフィック性能は低くなっています。そうするとガレリア XTを選んだほうが個人的には良いと思います。