20万円以上25万円以下のゲーム用PCになると、ハイスペックではなくハイエンドです。ゲーム用途なら最新ゲームを最高画質で遊べますし、それ以外の用途なら動画編集、実況配信、エンコード、3DCG制作など幅広いことに使えます。
別の観点で見ると数年後もゲームをサクサク動かせる性能と言えます。例えばGTX1060なら2年くらいが限界ですが、GTX1080なら5年間は最新ゲームを遊べます。だから実はハイスペックやハイエンドのゲーム用PCのほうがコスパはずっと良いのです。
25万円以下のゲーム用PCのパーツ選び
25万円の予算があるならグラフィックボードはGeForce GTX1080で決まりです。さらに上位のTITIN Xもありますがコスパが悪いので私はおすすめしません。グラフィックボード以外のパーツをどのように強化するかがポイントです。
- GTX1080、Core i7-8700K、メモリ16GB、SSD 500GB + 3TB HDD
- GTX1080Ti、Core i7-8700、メモリ16GB、SSD 500GB + 3TB HDD
25万円以下でゲーム用PCを買おうと思ったら、このどちらかのパーツ構成になります。もちろん安いのはCore i7-8700のほうです。消費税や配送料を含めても25万円以下です。SSDの容量をもうちょっと増やすのもおすすめです。
Core i7-8700K、メモリ32GBにすると25万円をちょっと越えてしまいますが、ハイエンドを求める方にはおすすめです。特にCore i7-8700Kのほうが動作周波数が高いためゲームに向いています。
25万円以下のおすすめゲーム用PC
では25万円以下で購入できるデスクトップとノートPCをご紹介します。
ドスパラ ガレリア ZG
CPU | Core i7-8700K(定格3.70GHz、最大4.70GHz) |
メモリ | 16GB(PC4-21300) |
グラフィックボード | GeForce GTX1080 8GB |
ストレージ | 500GB SSD + 1TB HDD |
ここまでハイスペックなのにドスパラのゲーム用PCで人気ランキング3位です。ハイスペックゲーム用PCの大本命とも言えるデスクトップです。
とにかくパーツ全体のバランスが良好で、最新ゲームはもちろん動画編集にもしっかり使えます。ちょっとカスタマイズして最終価格はぴったり25万円くらいになるので、予算的にもベストです。
G-Tune NEXTGEAR i860SA1
CPU | Core i7-7800X(定格3.50GHz、最大4.00GHz) |
メモリ | 32GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1070 8GB |
ストレージ | 480GB SSD + 2TB HDD |
ハイエンドに仕上げたい人にはG-Tuneがおすすめです。CPU、メモリ、ストレージ等、グラフィックボード以外のパーツすべてがガツンと強化されています。
ゲームだけするならここまでハイエンドなゲーム用PCを買う必要はありません。だから上記の通りゲームをしながら録画やエンコードをするような人におすすめです。
ドスパラ ガレリア GKF1070NF
CPU | Core i7-7700HQ(定格2.80GHz、最大3.80GHz) |
メモリ | 8GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ | 250GB SSD + 1TB HDD |
25万円の予算ではGTX1080搭載ゲーム用ノートPCは買えません。そこでおすすめしたいのがGTX1070搭載モデルです。GTX1070搭載ノートでもっとも人気があるのはドスパラのこのモデルです。
メモリはしっかり16GB搭載されていて、爆速SSDがブートドライブになっているためゲームだけでなく普段使いもサクサクです。また17インチのため迫力のあるゲームを堪能できるメリットもあります。