所謂「売れ筋」なのは15万円前後の価格帯です。もう少し限定すると13〜16万円くらいのゲーム用PCがどのBTOメーカーでもランキング1位になっています。
買いやすい価格というのもありますが、人気のGTX1060やGTX1070を搭載したゲーム用PCがこれくらいの価格に収まっているのが最大の理由でしょう。
いつの時代も60番、70番が人気ですからね。GTX900シリーズならGTX960とGTX970が、GTX700シリーズならGTX760とGTX770でした。
15万円以下のゲーム用PCのパーツ選び
10〜15万円のゲーム用PCを見ると、大体以下のようなパーツ構成になっています。
- GTX1060 3GB、Core i7-7700、メモリ8GB、SSD 240GB + HDD 2TB
- GTX1060 6GB、Core i7-7700、メモリ16GB、SSD 250GB + HDD 2TB
- GTX1070 8GB、Core i7-7700、メモリ8GB、SSD 250GB + HDD 2TB
GTX1070のほうがグラフィック性能は40%くらい高いのですが、その分価格も高いため、メモリ16GBにするのはちょっと難しそうです。8GBでも消費税や配送料を含めると15万円を超えてしまう場合もあります。
となると完璧に15万円以下に抑えようと思ったらGTX1060が本命です。しかしドスパラはGTX1060 6GB、G-TuneはGTX1060 3GBとグラボの種類に違いがあります。GTX1060 6GBのほうが1割くらい高性能なので、ハイスペックにしたいならドスパラのほうがおすすめです。
ストレージはSSDがブードドライブになっているものがほとんどなので安心です。あと考えるべきなのは容量くらいです。最低ラインが240GBです。これより少ないと結構ストレスです。私ならSSDは500GBに増設します。
15万円以下のおすすめゲーム用PC
では15万円以下のゲーム用PCからおすすめのデスクトップとノートPCをご紹介します。
ドスパラ ガレリア XT
CPU | Core i7-7700(定格3.60GHz、最大4.20GHz) |
メモリ | 8GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ | 250GB SSD + 2TB HDD |
15万円の予算ならガレリア XTが大本命です。ドスパラでずっと売れ筋ランキング1位のデスクトップですから、多くのゲーマーがこのゲーム用PCを使ってオンラインゲームを楽しんでいるのです。
GTX1060 6GBのおかげでほとんどのオンラインゲームがサクサクです。それに加えてメモリが8GBから16GBに無料アップグレードされていたり、SSD無料追加キャンペーンがあったりと何かとお得なゲーム用PCです。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im570GA8-SP
CPU | Core i7-7700(定格3.60GHz、最大4.20GHz) |
メモリ | 16GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1070 8GB |
ストレージ | 1TB HDD |
GTX1060ではなくハイスペックなGTX1070搭載ゲーム用PCをできるだけ安く手に入れたいならG-Tuneがおすすめです。色々調べましたがG-Tuneが最安値です。
メモリも充実していて立派なハイスペックゲーム用PCに仕上がっています。しかし消費税を含めると15万円をオーバーしてしまうので、15万円が予算の限界ラインの場合は諦めてGTX1060を選んでください。
ドスパラ ガレリア GKF1050TGF
CPU | Core i7-7700HQ(定格2.80GHz、最大3.80GHz) |
メモリ | 8GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1050Ti 2GB |
ストレージ | 250GB SSD |
ゲーム用ノートPCでGTX1060を選ぶと予算オーバーです。そこでワンランク下のGTX1050Tiが候補になります。今のところGTX1050Tiが非常に人気で予算にもぴったりです。
ドスパラで人気のこのゲーム用PCなら、HDDを追加しても15万円以下です。重いゲームは遊べませんが、FF14、PSO2、ドラクエ10、WoTくらいの軽さのゲームにおすすめです。