ゲーム用PCのメモリの選び方

パソコンの性能を語る上でメモリの存在は外せません。けれどもゲーム用PCの場合、グラフィックボードに比べるとそこまで重要ではないと思っています。(グラボについては「ゲーム用PCのグラフィックボードの選び方 2017」を読んで下さい。)もちろんメモリ容量が足りないのは論外です。でも大容量だったり、高級で高速なメモリが必要かと言えばそうでもありません。

ではゲーム用PCにはどんなメモリがおすすめなのかを解説していきます。

メモリはあとから簡単に増やせる

私がゲーム用PCのメモリを重要視しない最大の理由は、追加が容易だからです。CPUのように複雑な工程がなく、グラフィックボードやHDDのようにケーブルを接続する手間もいりません。

ただ単純にメモリスロットに挿すだけでメモリ容量を増やせるので、足りないと思ってからメモリを自分で買ってきて増設すればいいのです。だから現状私は32GB以上のゲーム用PCを買わなくていいと考えています。

8GBか16GBかを選んでおいて、あとから24GBなり32GBなりに増やせばいいです。

メモリの互換性に要注意

増設が簡単だからと言ってすべてのメモリを使えるわけではありません。なぜならメモリには世代があり、互換性がないからです。

現在主流なのがDDR4メモリです。少し前までDDR3が主流でした。両者には互換性がないので、昔使っていたDDR3メモリを、新しく購入するDDR4メモリ搭載のゲーム用PCに流用することはできません。

すでに市場からはDDR3メモリ搭載のゲーム用PCはなくなっています。つまりマザーボードはDDR4メモリにしか対応していません。ゼロから自作するなら別ですが、BTOゲーム用PCの場合はDDR4メモリと覚えておきましょう。

速度の違いはほとんど体感できない

メモリには世代とは別に速度の違いもあります。DDR3メモリの頃はPC3-12800が人気でした。DDR4メモリになってPC4-17000に移り変わり、2017年現在はPC4-19200がスタンダードです。

数値が大きければ大きいほど高速なわけですが、その速度を実感できたことはほとんどありません。例えばPhotoshopを使っていて、大きなファイルを読み込むときには若干高速になった気がします。

しかし少なくともゲームで高速メモリの威力を体感できたことは一度もありません。だからゲーム用PCとしての用途からすると、メモリの速度は意識しなくていいと思います。(高速で高額なメモリに変更する必要はない、という意味)

メモリ容量の選び方

大まかな解説はここまでです。ここからは具体的にメモリ容量が何GB搭載すべきかを解説します。

ゲーム推奨スペックを確認しよう

ゲーム用PCのメモリ容量はほぼ二択です。8GBか16GBか、です。どんなゲーム用PCでも少なくとも8GBは搭載されています。ハイスペックになると16GBです。ハイエンドになると32GBとか64GBとか搭載しているモデルもありますが、ここでは除外します。

では8GBと16GBのどちらにすべきでしょうか。決めるためにはまずゲーム推奨スペックを確認しましょう。あなたが遊ぼうと思っているオンラインゲームの動作環境や推奨スペックを調べてみてください。

最低動作環境だとギリギリのスペックなので、推奨スペックの方を参考にするのがおすすめです。おそらく4〜16GBでしょう。その推奨スペック以上のメモリ容量を選んでください。

推奨スペックのメモリ容量が4GBだったら8GBでいいです。8GBだったら8GBか16GB、16GBだったら16GBといった具合です。多いぶんにはいいですが、足りないのは絶対に駄目です。

ゲームはメモリをそんなに使っていないけど必要

例えばゲーム推奨スペックのメモリ容量が8GBのオンラインゲームがあったとしましょう。果たして本当にメモリを8GBのも使っているのでしょうか?

いいえ、実はメモリ使用率を確認するとびっくりするほど使っていないことがわかります。FF14が良い例でしょう。FF14の推奨メモリ容量は4GBです。しかしプレイしてみると800MBくらいしか使っていません。

「だったらメモリ容量は少なくてもいいんだな」と思うのは間違いです。メモリが少ないと、全然メモリ使用率に余りがあるのにゲームが落ちることがあるからです。

これはもう謎の減少としか言い様がないのですが、あらゆるゲームで同じ現象を見ています。だから実際のメモリ使用率が少なかったとしても、ある程度メモリ容量に余裕をもたせるのがおすすめです。

結論として多少古いゲームなら8GBでいいでしょう。でも新しいゲームをやるなら16GBにしておいたほうが安心です。16GBを推奨するゲームがどんどん増えていますし。

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