ゲーム用PCのコスパが年々向上していて、今では10万円以下のゲーム用PCでも多くのオンラインゲームが遊べる性能です。少なくとも最新ゲームを遊ばないとか標準画質で十分だと思っている人には10万円以下でいいです。
ただしパーツ選びには注意が必要で、CPUを最優先にするのは駄目です。まずグラフィックボードを優先的に高性能にして、次にSSDの容量アップです。10万円以下だとメモリは8GBが限度です。
10万円以下のゲーム用PCのパーツ選び
では具体的にどのようなパーツが候補に上がるでしょうか。
- GTX1050 2GB、Core i5-7500、メモリ8GB、HDD 500GB
- GTX1050 2GB、Core i5-7400、メモリ8GB、HDD 1TB
- GTX1050Ti 2GB、Core i5-7500、メモリ8GB、SSD 250GB + HDD 1TB
7~10万円のゲーム用デスクトップは大体上記のようなパーツ構成です。一部Core i3で激安なモデルもありますが、Core i3だと軽いゲームの推奨スペックすら満たさないことがあるので、Core i5以上がおすすめです。
グラフィックボードはGTX1050かGTX1050Tiの二択です。GTX1060 3GBだと消費税や配送料を含めると10万円を越えてしまいます。
3DMARK FireStrikeのスコアを計測してみたところ、GTX1050 2GBだと約6000、GTX1050Ti 2GBだと約7000です。コスパを考えるならGTX1050Ti 2GBのほうがおすすめです。
あとSSDは絶対に入れてください。メモリを増やすことにお金をかけるよりもSSDを入れたほうが体感でのサクサクに大きな違いが出ます。
10万円以下のおすすめゲーム用PC
選ぶべきパーツ構成がまとまったところで、ドスパラとG-Tuneからおすすめの10万円以下のゲーム用をご紹介します。
ドスパラ ガレリア DH
CPU | Core i5-7500(定格3.40GHz、最大3.80GHz) |
メモリ | 8GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1050Ti 4GB |
ストレージ | 120GB SSD + 1TB HDD |
10万円以下なら一番おすすめのゲーム用PCです。GTX1050Tiなら最新ゲーム以外はほとんどサクサクです。それにCPUもCore i5-6400よりずっと高速なCore i5-6500を採用していますし、SSDも最初から入っています。
消費税や配送料を含めるとぎりぎり10万円を越えてしまうかもしれませんが、それでも10万円の予算ならこのゲーム用PCが最も満足度が高いことに疑いの余地はありません。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im570BA8-TV
CPU | Core i5-7400(定格3.00GHz、最大3.50GHz) |
メモリ | 8GB(PC4-19200) |
グラフィックボード | GeForce GTX1050 2GB |
ストレージ | 1TB HDD |
もっと安いのが欲しいならG-Tuneにしましょう。GTX1050、Core i5-7400なので性能はかなり劣るものの、ドラクエ10みたいに軽いオンラインゲームならこの性能で十分です。
1つだけ注意が必要なのはストレージと光学ドライブです。SSDと光学ドライブが入っていないので早さが便利性に問題があります。両方を追加すると結局ドスパラのほうがコスパが良くなるんですよね・・・。