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Ryzen2対応X470チップセット搭載マザーはどれを選ぶべきか

第二世代Ryzenの力を最大限に引き出す、X470チップセット搭載のマザーボードが勢ぞろいしました。

今回は各社から発表されている製品からどれを選ぶべきか、テーマ別に考えてみたいと思います。RyzenでゲーミングPCを組むなら、是非X470マザーボードを選択しましょう。

とにかく安く済ませたいコスパ重視派なら?

X470チップセットの恩恵を最低限受けつつ、価格を重視するならばMSIの「X470 GAMING PLUS」が良いでしょう。

X470自体がハイエンド向けのチップセットなので安いと言っても価格は税込み18000円程度ですが、充分なコスパを誇ります。

PCI Express x16を3つ搭載し、メモリスロットが4基、M.2SSD用スロットも2基(うちNVMe接続は1基)と、拡張性も申し分ありません。

VRMフェーズ数も11と、OCを見越した電源設計があるのもうれしいところ。出来るだけ安く第二世代RyzenでゲーミングPCを組みたいなら、これ一択になりそうですね。

小型なmini-ITXでX470を試したいなら?

最近流行の小型かつハイスペックなゲーミングPCを目指すならBIOSTARの「X470GTN」に注目しましょう。

2018年5月現在、X470搭載マザーでは唯一のmini-ITXモデルです。価格も16000円前後と比較的リーズナブルですね。

PCI Express x16を1つ、M.2を1つ、メモリスロットは2つと拡張性は必要最低限ですが、新型ハイエンドチップセットの小型バージョンということで人気が出そうです。

また、独自のLEDイルミネーションを搭載し、見た目も工夫されています。

冷却に無線Wifi、何でもこなすメインマシンなら?

メインマシンとしてハイエンドな環境を追求するならGIGABYTEの「X470 AORUS GAMING 7 WIFI」が適しています。

35000円前後と価格は高めですが、VRMフェーズ数は12、高性能ヒートシンクとヒートパイプ、Wifi機能搭載などなど、ハイエンドマザーに搭載されている機能は一通り詰め込んだ感がありますね。

独自開発のM.2SSD用ヒートシンク「M.2 Thermal Guard」で、M.SSDの冷却対策を施しているのも特徴的です。このM.2 Thermal Guardはかなり肉厚のヒートシンクで、サーマルスロットリングによる速度低下を防いでくれる優れものです。

また、CPUスロット周辺をヒートシンクとヒートパイプで冷却しており、Ryzen2の高いTDPにしっかり対応した製品と言えそうです。

Ryzen 7 2700Xなど末尾「X」が付いたモデルなら、是非一緒に組み合わせて使いたいマザーボードですね。

以上、コスパ重視、小型化重視、パフォーマンス重視の3視点からチョイスしてみました。個人的にはコスパ重視の「X470 GAMING PLUS」が気になります。

X470チップセットは、第二世代Ryzenの優れたOC機能を存分に発揮し、真の能力を引き出してくれる貴重なパートナーですから、一度は試してみたいものですね。すでにX470搭載ゲーミングPCが発売されているので「第2世代Ryzenの真打登場!X470搭載ツクモG-GEARシリーズ」をチェックしてみてください。