最近は中古パーツの信頼性、性能ともに上がっている傾向にあります。大手BTOショップが検品・保証した中古コーナーはぜひ活用すべきです。
そんな大手BTOショップの一角、ドスパラでも中古パーツを積極的に扱っています。久しぶりに覗いてみましたが、思った以上に商品が豊富でした。
サブPCやライトゲームに使える中古パーツ
ドスパラ中古通販では「全額返金キャンペーン」などを開催していて、性能に満足がいかなければ返品することができます。
web限定のサービスですので、店舗に足を運ぶことができない方には有難いサービスですね。
かつては、中古パーツといえば専門ショップのじゃんぱらやネットオークション(ヤフオク等)が中心でした。
しかし、ドスパラのように大手BTOショップが保証を付け、返品を受け付けてくれることでかなり信頼性が増しています。それだけしっかりと検品、動作チェックを行っているということですね。
メインPCにはお金をかけるけれど、サブPCはできるだけお金を節約したいという方は、中古パーツを積極的に活用すべきです。
例えばこんな商品がありました。
マザーボード:MSI H110M-A PRO M2…4490円(新品価格7300円前後)
CPU:INTEL Pentium G4600 (1151/3.60GHz/3M/C2/T4)…7990円(新品価格9434円)
グラフィックボード:MSI GTX1050 2G OC(GTX1050 2G GDR5 Single)…10900円(新品価格15000円前後)
SSD:SAMSUNG 840EVO MZ-7TE120B/IT(2.5インチ SATA6.0 120G)…5090円(新品価格8000円前後)
いずれも型落ちのパーツですが、2017年時点でも十分に現役です。いずれも新品価格の6割~7割程度の価格となっています。
特にマザーボードとCPUは合計で13000円程度。どちらも元々コストパフォーマンスに優れた製品ですから、中古品でさらにお得度が上がっています。
サブPCのアップグレードを低価格で実現するには適しているでしょう。
ドスパラ中古通販で手に入らないものは?
かなりお得度が高いドスパラ中古通販ですが、PCケースのラインナップがやや貧弱です。
しかし、PCケースは格安の新品でも十分なため、あえて中古を買う必要もないともいえます。
例えば、Fulmo.Q ECA3360 ドスパラWeb限定モデルなんかは新品でも3500円程度ですからね。これは新品を購入したほうが良いでしょう。
また、OSも取り扱ってはいないようです。ちなみにOSを格安で手に入れるためには、通称「DSP版」と呼ばれる、パーツとの抱き合わせ販売を狙いましょう。
中古パーツは信頼性を徹底重視
中古パーツは中級者以上が「自己責任」で購入するのが当たり前でした。それだけ信頼性にバラつきがあり、初心者はなかなか手を出しにくかったのです。
中古パーツは何よりも信頼性が大事です。安いとはいえすぐに使い物にならなくなっては、単なる無駄になりますからね。
ドスパラのように保証や返品対応など、信頼性を高める努力をしているショップから購入するのがおすすめです。