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失敗しない!ゲーム用PC向けフルHDゲーミングモニターの選び方

ゲーミングPCを購入する際は、PCの情報出力先のモニター(ディスプレイ)にもこだわりたいもの。なぜなら、応答速度や視認性など、視覚的な情報の精度はゲームプレイそのものに大きく関わってくるためです。

特にFPSやMOBA、格ゲーなど、たった1fpsの遅延が命取りになりかねないジャンルをプレイしている場合、モニターが悪ければそれだけで勝敗に影響を及ぼしかねないほど。

それゆえ自分がプレイするゲームに応じて適切に選ぶ必要がある、重要な周辺機器といえます。

この記事では、フルHD解像度のゲーミング向けモニターの選び方と特徴をざっくり解説。おすすめのモニターもいくつかご紹介しますので、モニター選びの参考にどうぞ。

フルHDゲーミングモニターの選び方

モニタサイズ(画面サイズ)

卓上に置いた状態で椅子に座ってPCゲームをする場合、22~25インチが最も適切な画面サイズだと言われています。

小さいモニターだと視野角が狭まり、ゲーム中のUIの間隔も狭くなるため快適なゲームプレイが阻害されかねません。また、視界に収まりきらないくらい大きなモニターも、頻繁に視点を移動する必要が出てくるためおすすめできないといえます。

そのため、モニターを購入する際は22~25インチがベスト、大きくとも27インチまでのモニターを選択すると良いでしょう。また、デュアルディスプレイにする場合は、置き場所のことも考えてサイズ選びを計画的に。

リフレッシュレート(描画速度)

一般的なモニター(ディスプレイ)のリフレッシュレートは60Hz(一秒間に60コマ描写)ですが、近年、ゲーミングモニターには120Hz~144Hz(一秒間に120~144コマ描写)対応のモデルが普及してきています。

144Hzの恩恵を受けるには、まずプレイしたいゲームで安定して144fps表示が可能なスペックを持つPCが必要になりますが、それゆえに両者の違いは圧倒的。
リフレッシュレートが同じなら数msの応答速度差は体感的に影響しませんが、応答速度が同じ場合の60Hzと144Hzでは体感として画面の滑らかさが大きく異なります。

この描画速度の違いは、GTX 1080をはじめとするハイエンドGPUを使用しているユーザーが、一度モニターの買い替えを検討すべき理由です。

ちなみに、更に描画コマ数が増加した240Hzディスプレイもありますが、こちらは高価なうえここまで来るとさすがに体感することが難しくなってきますので、あまりおすすめはできません。

応答速度

応答速度は、FPSやMOBA、格ゲー等、1fpsの反応が重要とされるゲームにおいて、リフレッシュレート(描画速度)と同じ優先度で考慮するべき項目です。応答速度とは、PCから出力する情報に応じた、描画色の変更にかかる時間のことです。

一般的なディスプレイの場合は1000分の1秒単位で変更が可能ですが、ゲーミングPCを冠するモニターの多くはそれよりも高性能。スペック表に記載されている『応答速度』は低いほど良く、FPSや格闘ゲームをプレイする際は応答速度1~2msのモニターを購入するべきだと言われています。

しかしながら、リフレッシュレートが同じモニターであれば、一般的なプレイヤーが5msと1msで体感的に大きな差を感じることはないといって良いでしょう。

リフレッシュレート&応答速度はモニター選びの大きなウェイトを占める

フルHDゲーミングモニター選びの際に検討するべきなのはこの3点です。入力端子数やワット数は、一般的なゲーミングモニターであればまず必要十分なモノは揃っているはずですので、本稿からは除外しました。

特に、ハイエンドPCでFPSやMOBA、格闘ゲームなどをプレイしているユーザーが考慮すべきなのは
・リフレッシュレートが120Hz~144Hzかどうか
・応答速度が1~2msかどうか

この2点です。

プレイするゲームのグラフィックを十全に発揮できるようなディスプレイを適切に選べば、日々のゲームライフはますます快適になっていくことでしょう。