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外付けGPUボックス標準搭載の13型フルHDゲーミングPC

ゲーミングノートPCの課題と言えば、GPUと排熱処理ですよね。あの小さく薄い筐体の中に大型のGPUを詰め込めば、熱を持つのは当然のこと。

しかし納得のいく性能をもたせるためには、GPUは必須となります。このジレンマを解消してくれるのが外付けのGPUボックスです。何とパソコン工房では標準で外付けGPUボックスを搭載したゲーミングノートPCがあるのです。

GPUボックスにGTX1080搭載の「LEVEL-13FH053-i7-VNSVI」

パソコン工房が発売しているゲーミングノートPC「LEVEL-13FH053-i7-VNSVI」は、外付けGPUボックスが標準搭載。しかも中身はGTX1080という豪華版です。価格は税別で228980円。GTX1080搭載なら、ゲームグラフィックで不満を感じることはまずないでしょう。

LEVEL-13FH053-i7-VNSVIのスペック

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Core i7-8550U(4コア8スレッド、1.8GHz~4GHz動作、TDP15W)
GPU UHD Graphics 620/ GeForce GTX 1080 8GB GDDR5X(GPUボックス使用時)
メモリ PC4-19200 8GB
ストレージ M.2 SSD 240GB(NVMe対応)
ディスプレイ 13.3型

このスペックを見てわかる通り、豪華なのはGPUだけではありません。第8世代のモバイル向けCore i7を搭載し、モバイル向け超低電圧版CPUとしては破格の性能です。

モバイル向けCPUとしてはCore i7 7700HQが主流でしたがこちらのTDPは45Wで約3倍。しかし性能面では、7700HQに比べて10%程度の下落です。単純に消費電力が3分の1と考えると、エネルギー効率が非常に良いCPUであることがわかります。

さらにNVMe対応のM.2SSDを搭載しているのもポイント。超高速なデータ転送速度を誇るNVMe対応ですから、ゲーム起動やマップ切り替えでもたつくことは殆どないでしょう。

GTX1080搭載機としては決して高くない

ゲーミングノートPCでGTX1080となれば、通常は30万円以上の価格になってきます。しかしこのLEVEL-13FH053-i7-VNSVIでは、23万円程度に価格を抑えています。GPUをあえて外だしすることでコストを抑え、ゲーミングノートPCと作業用モバイルという2つの顔を両立させているのです。

外出時は薄型高性能なモバイルPCとして、自宅ではハイスペックゲーミングPCとして使えるのが強みですね。GPUと分離することで、本体にかかる負担も小さくなります。

あえてGPUを外だしするという選択肢

ゲーミングノートPCといえば、ハイスペック環境を持ち運べるというメリットがありました。しかし、GPUの大型化によってノートPCも大型になり、モバイル性が落ちてしまうという欠点も。

その点、GPUボックスによる軽量化は、用途やシーンに応じた使い分けができ、モバイル性も維持できるので個人的には十分にアリだと思います。ゲーム性能とモバイル性能を両立させる鍵は、外付けGPUボックスにあるのかもしれませんね。