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メモリは16GBもいらない?昨今のゲーム事情を鑑みたメモリの選び方

基本的に、ゲームをする際には、メモリは8GBもあれば困らないと言われています。ですが、昨今のBTO PCにはメモリを16GB(8GBデュアルチャネル)搭載しているモデルも少なくありません。本当にメモリは16GBもいらないのか?本稿ではゲーミングPCにおけるメモリの選び方を解説します。

64bit OSなら最低4GB、推奨は8GB

まず、パソコン全体の必要スペックとして、Windows機の場合、64bitのOSであればメモリは4GB必要です。32bitのOSであれば、メモリは2GBもあれば充分ですが、まず、32bitのOSですとそもそもメモリを4GBしか積むことができない(4GBを超えるメモリは認識することができない)ため、ゲーミングPCであれば32bitOSは自然と選択肢から外れてしまいます。

同じ4GB、8GBでも、メモリの規格によって異なる

また、一概に4GB、8GBといっても、これはメモリの規格によって異なってきます。これはメモリの世代によって異なり、CPUが第6世代、第7世代でスコアが大きく異なるように、メモリにも「DDR3」「DDR4」などの規格の違いによって、性能にも差が出てくるようになっています。

ゲーミング用途ならメモリは最低8GBは必要

DDR3、DDR4規格どちらも、ゲーミング用途であれば、多くのオンラインゲームを快適に遊ぶには8GBは必須です。ビジネスノートやPCには半分の4GBメモリしか搭載されていない場合が多いですが、少々力不足です。ゲーム用途として用いるのなら、8GBの増設も視野に入れたほうが良いでしょう。

昨今のゲームでは、16GBを要求するタイトルが増えた

しかしながら、2017年現在では、推奨スペックとして8GBのメモリを要求してくるタイトルが増えてきています。まず、推奨スペックで8GBのメモリを要求するということは、余裕をもたせるならばそれ以上のメモリが必要ということです。

当然、ゲームをしながら動画を見るなどすれば、8GBのメモリでは少々fpsが落ちてしまうなどと言ったことも考えられます。今後を見据えるならば、ゲーミングPCは最低16GBのメモリを積んでおくべきだといえる時代になってきているでしょう。

32GBはゲーム用途なら持て余してしまう

逆に、32GBともなると、まずゲーム用途としては間違いなく持て余してしまうため不要です。32GBのメモリを必要とするのは、動画編集や3D制作などをマルチで行う場合です。メモリは、足りなければ処理速度が低下しますが、多ければその分速度が向上するといったパーツではないので、注意しましょう。

AAA級タイトルを遊ぶなら、メモリは16GBが望ましい

結論として、いずれの規格でもメモリは16GB搭載しておいて損はないでしょう。MMO系タイトルを中心にプレイするのであれば16GBは持て余しがちになってしまいますが、AAA級の最新ゲームを遊ぶなら、余裕を持って16GBは積んでおきたいところです。

メモリは、決してお金をかけすぎていいパーツではありませんが、かといって足りないということがないようにしなければいけないパーツです。用途に応じて、余裕のある選択をしましょう。