マイクラで遊ぶ人々が最初につまづく関門、それは「マルチサーバー」ではないでしょうか。マルチプレイはシングルプレイでは体験できない、仲間との冒険を楽しめますからね。
自分でマルチプレイ用サーバーを立ててしまえば、いつでも友人と遊べる環境が手に入ります。そこで、マルチサーバーの立て方とマルチサーバー向けの自作PCについて解説します。
PC版マイクラのマルチサーバーはこう立てる
マイクラには公式で用意されたマルチサーバー用プログラムがあります。俗にいう「公式サーバー」というやつですね。
このサーバープログラムはマインクラフト公式サイトからダウンロード可能です。
手順はそれほど複雑ではないので、簡単にまとめてみますね。
マイクラマルチサーバーを立てるための6ステップ
1.マイクラ公式サイトからサーバープログラムをダウンロードします。ファイル名は「minecraft_server.○○.jar」。○○にはバージョンの数字が入ります。(2017年8月時点では1.12.1です)
2.PCにサーバー用のフォルダを作成し、そこにダウンロードした「minecraft_server.○○.jar」を放り込みます。
3.「minecraft_server.○○.jar」をダブルクリックで実行。(javaがインストールされている必要があります)
4.フォルダ内にできたファイルのうち「eula.txt」をメモ帳などで開き、「eula=false」と表記されてる所を「eula=true」に書き換えて保存します。
5.ルーターとPCのファイアウォールでポート番号「25565」を開放します。
6.フォルダ内の「minecraft_server.○○.jar」をクリックしてサーバープログラムを起動します。
基本的にはこれでサーバーが立ち上がります。あとは自分のPCからログインするときはクライアント側で「localhost:25565」をサーバーに追加してください。
友人には「自分のグローバルIP」を伝えて、そのIPでサーバーを追加してもらうよう依頼しましょう。これでマルチサーバーの出来上がりです。
マルチサーバー専用PCを自作するなら?
マイクラのマルチサーバーは、MODを追加しないナチュラルな状態(バニラサーバー)ならば、それほど重くありません。
そのため、Core i3でメモリ4GB程度のPCでも十分に動作し続けます。自作PCでマルチサーバー専用PCを構築するなら、予算は5万円以下でお釣りがきそうです。
BTOパソコンなら、ドスパラの「Magnate IE」(49980円)程度で全く問題ありません。影MODなどを入れない限り、サーバーを起動しながらクライアントを起動して遊ぶことも十分可能です。
>> Minecraftでマルチプレイサーバーを常時稼働可能なPCスペック
ただし、夏場は電気代や熱の問題がありますから、あらかじめ遊ぶ時間帯を決めて置き、1日おきに再起動するなどの工夫は必要になります。
これからマルチサーバーを立てる場合の参考にしてみてくださいね。