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2018年の仮想通貨は投資よりマイニング?

2017年の大幅な値上がりから一転、2018年は1月中旬から下落が続く仮想通貨市場。この仮想通貨で儲けるためには、売買よりもマイニングが適している、という話題が注目されています。

売買に比べると地味な印象を受けるマイニングですが、なぜ今、注目されているのでしょうか。

2018年はマイニングがアツい理由

仮想通貨マイニングは、市場への投資・投機に比べると非常に地味です。CPUやGPUをコツコツと計算を繰り返し、毎日少しずつ通貨を獲得していきます。もちろん、何台もマイニングリグを組んで数十台のGPUを稼働させつづければ、それなりの利益はあがるでしょう。

しかし大半のPCゲーマー兼仮想通貨マイナーは、そこまで大きな投資はできませんよね。あくまでも副業や空きリソースの有効活用の一部だと思います。

一方、2017年の仮想通貨市場は数十倍、数百倍の値上がりを見せる通貨が続出し、派手で刺激的です。ただし、2018年はこの派手さが鳴りを潜める可能性が高いといわれています。

米国のカリフォルニア大学が発表した研究結果によれば、主要なアルトコインの収益性は、地道にマイニングを続けたときよりも低くなる可能性があるとのことです。実際に7日間にわたって収益率を比較すると、1ドルあたりマイニングは7~18%の収益率だったのに対し、投資・投機ではー1%~0.5%。

2018年3月時点でも、冷え込みが続く仮想通貨市場。将来的には様々な分野で応用されるため、値上がりする可能性も高いとはいえ、しばらくはマイニングを続けたほうがよさそうですね。

>> 暗号通貨マイニングはGPUの電力管理が命

続々と登場するマイニング専用PCパーツ

このようなマイニングへの期待を後押しするように、PCパーツ市場ではマイニング専用パーツが増えています。

例えば電源ではマイニング専用電源として「Andyson GM1200」が、マザーボードでは最大12枚のGPUが搭載できる「GA-B250-FinTech」が登場しています。さらにマイニング専用OSとして「ethOS」も人気を集めており、ethOSがインストール済みのUSBメモリは売り切れが続出したほど。

普段PCパーツに慣れ親しんでいるPCゲーマーなら、マイニングへ流用できる知識が沢山あるはずですから、比較的手軽に始められるでしょう。基本的にはゲーミングPCと同様に、熱と電力管理が主な仕事だからです。

マイニングソフトのインストールや設定、マイニングプールへの接続などもありますが、これらは何度か試していくうちに習得できるもの。全てをマイニング専用パーツにする必要はなく、ハイエンドゲーミングPCの一部を改良するだけで、十分にマイニングPCとして使えるわけです。

>> ゲームしながら暗号通貨を採掘!GPUマイニング

PCゲーマーならマイニングまで見据えたPC選びを!

ゲーミングPCは、その性能が高くなるごとに「普段は眠っているリソース」が大きくなっていきます。四六時中ゲームをするわけではありませんからね。

ヘビー級の3DゲームをするためにハイエンドゲーミングPCを買ったものの、プレイ時間は1日2時間程度。こんな方は結構多いはずです。残りの22時間をマイニングに当てれば、今後十分に収益を上げられる可能性があります。得意に、通貨が全面安になっている今だからこそ、チャンスがあるのです。

市場での売買よりも計画的にすすめられ、何より半分以上放置で進められるマイニングは、不労所得に近いもの。CPUやGPUの買い替え、BTOパソコンの購入にあたっては、マイニングの可能性も考えてみてはいかがでしょうか。