2017年に入りVR(バーチャルリアリティ)対応のヘッドセットが各社から販売されるようになりました。
また、VRをより進化させたMR(ミックスドリアリティ=複合現実)に対応したヘッドセットも登場しています。
しかしMR対応ヘッドセットは、PCスペックの要求が高いという欠点があります。その欠点を補うのがエイサー製MRヘッドセットです。
MRヘッドセットとは?
MRはVRとAR(アーギュメンティドリアリティ=拡張現実)を組み合わせた概念で、現実世界と仮想世界の融合を表しています。
最近では、マイクロソフト社が「Windows Mixed Reality」というプラットフォームをWindows10向けにリリースし、話題になりました。
Windows Mixed Realityのリリースによって、MR対応のヘッドセットが2017年10月から11月にかけて続々と登場。
日本HPや富士通といった名だたるメーカーから、MR対応製品が発売される予定です。その中でも注目なのは、ACERから発売される「AH101」。
エントリー~ミドルレンジクラスのPCでも動作可能なため、ちょっとした台風の目になるかもしれません。
ACER製MRヘッドセット「AH101」の概要
AH101の推奨スペックは以下の通り。
リフレッシュレート60Hzの場合
・CPU:第7世代Core i5(2コア)以上
・メモリー:DDR3 8GB
・GPU:Intel HD Graphics 620
リフレッシュレート90Hzの場合
・CPU:第4世代Core i5(4コア以上)/AMD FX-4350(4コア以上)
・メモリー:DDR3 8GB
・GPU:NVIDIA GeForce GTX 965M/AMD Radeon RX 460以上
どちらの場合でも2017年時点なら「型落ち」もしくは「ローエンド」レベルの性能といえるでしょう。したがって、推奨スペックを満たすのはそれほど難しくなさそうです。
ちなみに価格は税抜き54800円で、この手の製品の中ではかなり安めといえるでしょう。
BTOショップでも入手可能なVR・MR対応製品
残念ながらACERのA101は現在のところ店頭販売が主流のようですが、BTOショップでもVR・MR対応ヘッドセットは入手可能です。
例えばHTCからリリースされているVR対応ヘッドセット「VIVE」はドスパラを始めとしたBTOショップで取り扱われています。
あのSteamからVR対応のソフトがダウンロードでき、すぐ遊べるクーポン付で価格は77880円。
最先端のVR・MRを体験し、ゲームのリアリティを高めたいのであれば、購入を検討してみても良いかもしれませんね。