大人気のサンドボックスゲーム「Minecraft」ですが、その醍醐味は複数人で遊ぶマルチプレイにあります。
マルチプレイは、自分でサーバーを立てて友達を招待することもでき、自分好みのワールドを複数作って楽しめることがメリット。
今回は実際に私がMinecraft用のマルチサーバーを2つ常時稼働させている経験から、必要スペックについてまとめてみたいと思います。
2サーバーを24時間稼働させている環境
現在、バニラサーバー(MODなどを仕込んでいないまっさらなワールド)と、黄昏の森サーバー(超有名MOD The Twilight Forestを導入したワールド)の2つを24時間稼働させています。
それぞれのサーバーにはメモリを2GBずつ割り当てており、毎日3人から5人の友人が2つのサーバーで遊んでいるという状況です。
2つのサーバーを稼働させているPCのスペックですが、以下の通りです。
- Windows10 64bit
- Core i5 6500(3.3GHz動作)
- メモリ16GB
- SSD250GB、HDD1TB
- グラフィックはGTX750Ti
- 450W、80PLUSゴールド認証電源
このPCで、2つのサーバーを起動させたとき、タスクマネージャーを見ると、CPU使用率は25%程度でメモリ使用率は35%ほどです。
多少ブラウジングしたりDiscordで会議通話をしていても、動作が不安定になることはありません。FPSも60以上出ています。
このPCはほとんどマイクラ専用PCになっているので、サーバー担っていると同時にクライアントも起動します。
クライアントを起動すると、CPU使用率が50%から60%、メモリ使用率が45%から50%程度にまで上がりますが、まだまだ余裕がありますね。
今後、影MODやシェーダーパックを追加していくことを考えると、グラフィックがやや弱いかもしれませんが、今のところは何の問題もなくマルチプレイで遊べています。
サーバー用途に限定するなら型落ちPCでも可能
仮にマルチプレイサーバー用のPCを専用で用意するならば、かなり性能を絞っても問題なさそうです。
Core i3やPentium Dual Coreなどの安価なCPUに、メモリは8GB程度積んでおけば十分にマルチプレイサーバーとして稼働し続けるでしょう。
どちらかというとクライアント側のPCのグラフィックにお金をかけたほうが、メリットが多くなりそうです。
様々な影MODを仕込んで見た目を変えられますからね。
BTOパソコンを16GB化すれば快適なMinecraftに
例えばドスパラの「ガレリア DS」あたりをメモリ16GBにアップグレードすれば、マルチプレイサーバーを稼働させつつ、クライアントを起動しても十分に快適でしょう。
8GBメモリを約8000円と考えて、ガレリア DSが約9万円ですから、10万円以下でマルチプレイサーバー+クライアントを稼働させる環境が手に入ります。
ガレリア DSはCPUが Core i5 7500でグラフィックはGTX1050ですから、私の環境よりも性能は上になります。
友人たちを自分のサーバーに招待し、MODを適用しながら楽しんでも何ら問題ないはずです。BTOメーカー各社のミドルレンジモデルを安く購入し、快適なマイクラ環境を手に入れてみてはいかがでしょうか。