初めてBTOゲーム用PCを買いたいけど、いったいどう選べばいいかわからない…そういった方のために、今回はBTO PCを安く買うコツをご紹介。PCの選び方から買い方まで、幅広く解説していきます。
ゲーム用PC選び編
プレイしたいゲームの推奨スペック欄をメモする
まず、プレイしたいゲームがある場合、そのタイトルの公式サイトで推奨スペックをチェックしておきましょう。基本的にPCは3年で世代交代するものですから、遊びたいゲームに合わせて自作、またはBTOで購入するのが適切です。推奨スペックより多少余裕がある構成を選ぶと、用途にあった高コスパPCを手に入れることができます。
電源は余裕を持つ
基本的にBTO PCは、初期構成で問題なく動作するように組まれていますが、USB機器の使用状況によっては、電源に余裕がなくなってしまう場合があります。下記のような電源容量計算ができるサイトで、使用予定のマシンの電源の余裕がどの程度あるか、あらかじめ調べておきましょう。
▼電源容量計算機 – msi
https://jp.msi.com/power-supply-calculator
使いまわせそうなパーツは使いまわす
もし、PCの乗り換えを検討していて、また新しくBTO PCの購入を検討している場合、SSDや光学ドライブ、カードリーダーは新しいPCへ使いまわせる可能性があります。もしあるようなら、光学ドライブやSSDが初期搭載されていないPCを選ぶと、コストが削減できてお得です。
ゲーム用PC購入編
不要なパーツ、オプションを付けない
理由もないのにオプションを盛り込んでしまうと、結局割高でチグハグな構成になってしまいます。電源容量に余裕が無くてUSB機器があまり使えなさそうだから電源を増やそう、など、確かな理由がなければオプションは付けないか、あるいはカスタマイズほぼ不要な状態で販売されているBTO PCを探しましょう。
パーツの判断基準を明確にする
「Intel Core i5プロセッサはローエンド~ミドルレンジ向けCPU」「ゲーミングPCにメモリは16GBも必要ない」など、不要なパーツを選ばないようにするには多少テンプレート的な知識を持っておくのが一番です。いざという時にメンテナンスもできるよう、各パーツはどういうものかという知識だけでも身につけておくとよいでしょう。
外付けの周辺機器は基本的に割高
外付けのヘッドホンやマウス、スピーカー…、BTO PCのオプションとして選択できる周辺機器は、正直な所基本的に割高です。e-sport系のタイトルを熱心にプレイしているといったケースでもなければ、周辺機器にこだわる前にまずPC本体とモニターに投資しましょう。
グラフィックボードとCPU、SSDの性能は頭に入れておくと◎
近年のBTO PCは、非常にバランスの良い構成のPCが多く、グラフィックボードとCPUさえ見ていればお目当ての性能を持ったPCが手に入るようになっています。とはいえ、最低限の知識さえないとまず何が良いのかもわからなくなってしまうため、まずはグラフィックボードとCPUの知識を習得しておくとよいでしょう。
様々なBTOメーカーのPCの性能を比較し、納得のいくBTO PCを作り上げていってください。
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>> CPUの選び方 2017
>> ストレージ(SSD、HDD)の選び方