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大容量かつ高変換効率な暗号通貨マイニング専用電源「Andyson GM1200」

何かと世間をにぎわすことの多い暗号通貨ですが、値動きのほかに「マイニング」という魅力もあります。2018年は多くの企業がマイニング参入を表明しているようですね。

また、個人でもマイニングに取り組む人が増えてきそうです。世界的な広がりを見せるのはこれからですから。今回紹介する電源も、そんな個人向けマイニングに適した製品です。

ついに登場したマイニング専用電源「Andyson GM1200」

暗号通貨マイニングは、基本的にゲーミングPCと同じような電源を使うことが多いです。GPUやCPUを使ってマイニングするため、基本的にはゲーミングPCと同じ構成になるわけですから。

しかし、マイニングリグを使ってGPUを複数枚搭載するときには、かなり高出力の電源を使う必要があります。具体的には1キロワット以上ですね。

容量1キロワット以上の電源となると、数は限られてきます。また、何よりも非常に高価です。

しかし、マイニング専用電源の「Andyson GM1200」なら、1200ワット(1.2キロワット)という大容量で、価格は税込み26800円。

一般のPC向けの1200ワット電源では、最低でも35000円程度ですから、かなり割安なことがわかります。

マイニング使用でも保証あり!Andyson GM1200のメリット

PC用の電源は一般的に、何かしらの保証がついています。しかし、想定外の使い方で起こった故障に対しては、保証が適用されない可能性も。

PC電源の使い方は「マイニング」を想定していないため、場合によっては保証の適用を受けられない可能性もあるのです。

24時間365日、3枚以上のGPUを接続して高負荷状態を続ける…という使い方は、普通のPC用電源では想定していなくても仕方ないですよね。

一方、マイニング専用電源であるAndyson GM1200は、こういった使い方でも保証の対象内になります。

80PLUS認証ではない点に注意!

このように、一見メリットだらけに見えるAndyson GM1200ですが、注意点もあります。それはゲーミングPCならばほぼ必須の「80PLUS認証」に対応していないということ。

PC用電源では80PLUS認証による変換効率や、静音性への対策などが施されています。しかし、Andyson GM1200はマイニング用電源なため、こういった基準には即していないのです。

ただし、「90 PLUS EFFICIENCY」という独自の変換効率基準に準拠していて、80PLUS認証GOLD相当の変換効率は確保しているのだとか。

暗号通貨マイニングは電気代との闘いですから、マイニング専用電源を謳うからには、それなりの変換効率を確保していて然るべきですよね。

このあたりは自己責任になるものの、ケーブルの長さやコネクタの数もマイニングに適したものになっており、購入を検討する価値は十分にありそうです。

特にPCIe補助電源コネクタが8基、SATA電源コネクタが4基、ペリフェラル4ピン9基という構成は、一般のPC用電源にはないメリットです。

マイニングリグ構築の手間はかなり削減できそうですね。

>> ゲーム用PCの電源ユニットの選び方