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ゲーミングPC用モニターの予算はいくらに設定すべきか

新しいゲーミングPC用を欲しいが、モニターにいくらかけるべきかわからない、というのは初心者ならではの疑問ではないでしょうか。

また、ゲーミングPC専用のモニターが続々と登場する一方で、通常のPC用モニターを使用する方もまだまだ多いはずです。一体、ゲーミングPC用モニターにはどのくらいの予算を割くべきなのでしょうか。

画質や応答速度にこだわらない場合

特に画質や応答速度にこだわりがなく、「しっかり見えれば良い」レベルならば2万円程度で十分です。ただし、非光沢でIPS液晶くらいは搭載しておきたいところ。メーカーとしては、BenQやAcer、ASUS、LG、フィリップスあたりが候補でしょうか。

特にフィリップスは2万円未満で、IPS液晶搭載のコストパフォーマンスに優れたモデルが多い印象です。サポートにやや不安があるものの、可能な限り安くそれなりのモニターを買いたい、という方には適しています。

画質にこだわる場合

画質にこだわりがある場合は、「HDR対応」のものを選ぶべきです。ここでIPS液晶かつHDR対応となると、予算的には3~5万円がターゲットになってきます。

LGの「29WK600-W」あたりが有力候補になりそうです。ただしこの価格帯で4K対応まで含めると予算オーバーになるため、あくまでも4K未満という意識が重要です。

個人的には、4KよりもHDRのほうが見た目のインパクトが大きいとおもうので、解像度よりもHDR対応とパネルの質にこだわるべきだと考えています。

ゲーム特化のモニターが欲しい場合

いわゆる「ゲーミング用モニター」の出番です。このクラスになると応答速度やリフレッシュレートが一気に跳ね上がり、予算も3~10万円オーバーになります。

例えばASUSの「ROG STRIX XG27VQ」は、リフレッシュレートが144Hzで応答速度は4msというスペック。パネルこそVAですが、応答速度とリフレッシュレートに特化したモデルですから、ここは仕方ないでしょう。ただし、サイズを24インチ程度まで落とすと、3万円程度でもゲーミングモニターが買えます。

BenQの「ZOWIE XL2411P」は、TNパネルながら144Hz動作、1ms応答を兼ね備えているパフォーマンスモデル。予算はそれほどとれないが、本格的なゲーミングモニターを体験したいという方にはぴったりです。

このように、ゲーミングPC用モニターは、何を重視するかによって予算が変化します。しかし、「4K+HDRで応答速度もリフレッシュレートも…」と突き詰めていくときりがありません。

そのため、「画質よりも残像が残らないこと」「反応が早いこと」など、ポイントを絞った選び方が求められることを覚えておいてください。