10代から20代前半の方たちにはあまり知られていないかもしれませんが、かつて年収1億円を稼ぐゲーマーとして注目された人物がいます。
それが「Fatal1ty」の愛称で知られる「ジョナサン・ウェンデル」氏。一体どんな人物で、どんな伝説があるのでしょうか。また、年収1億は本当なのでしょうか。
FPS界のカリスマ「fatal1ty」
fatal1tyはアメリカのプロゲーマーで、世界でもっとも名の知られたプロゲーマーのひとりでしょう。年収が1億円を超えていると噂されたこともありました。
彼が有名になったきっかけは、FPSの名作「Quake III(クエイクスリー)」の大会で優勝したことです。その後も優勝賞金として1500万円以上を一度に手にするなど、ゲーマーのアメリカンドリームを実現した人ともいえるでしょう。
もともとスポーツが得意で、反射神経が優れていたのかもしれませんが、シビアで繊細な操作を必要とするFPSで圧倒的な成績をおさめるのは至難の業。現在でもeスポーツ界のカリスマとして有名です。
本当に年収1億円を超えていたのか?
実はこちら、本当は1億円もなかったのではないか、獲得賞金総額が1億円なのではないかという噂があります。しかし、賞金やPCパーツブランドのライセンス料などで数千万円レベルの収入が確認されており、少なくとも日本円で3000万円から5000万円の収入があったことは事実のようです。
もうほとんどプロスポーツ選手並みの収入ですよね。1億円に届いていなかったとしても、レベルが違います。日本はeスポーツの進出にやや出遅れている感がありますが、欧米ではすでに7~8年前からプロゲーマーを職業と名乗る人が増えており、ビジネスとして確立されているようです。
そんな彼の名を関するPCパーツが、いくつも発売されています。PCゲーマーならチェックしておくべきでしょう。
Fatal1tyブランドのPCパーツ
Fatal1tyの名を冠するPCパーツ・関連商品は多く、マザーボード、CPUクーラー、電源、ヘッドセットなどがあります。
最近では、ASRockから「H270 Performance」というマザーボードが発売されていますね。このモデルは派手なOCをしないゲーマー向けのパフォーマンスモデル。
その特徴はやはり、長時間のプレイを要求される3DFPSゲームに特化した、高耐久性と拡張性。また、赤と黒を基調としたカラーも人気の秘密のようです。
さらに、「Fatal1ty X370 Gaming K4」というAMDの「Ryzen」に対応したゲーミング仕様マザーもあります。どちらも価格は1万円台とお手頃ですので、手の届かないハイエンドモデルというわけではありません。
FPS用のPCを自作しようと考えている方は、一度Fatal1tyブランドに注目してみてはいかがでしょうか。