※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ネットオークションで中古ゲーミングPCを買うのはおすすめできない?

ネットオークションで中古ゲーミングPCを購入。実はこれ、私が最もおすすめしない購入方法です。何故ならば、過去に何度も苦い思い出があるからです。

では、ネットオークションやフリマサイトで中古ゲーミングPCを買うのは、絶対にご法度なのでしょうか。もう一度考えてみました。

「部品取り用」ならばOK

ネットオークションやフリマサイトで中古ゲーミングPCを買うとき、一部の部品を目的としたジャンク品購入は、「アリ」だと思います。

いわゆる「部品取り用」としての購入ですね。PCケースやケーブル、サブマシンのCPUなど、「失敗しても痛くない部分の予備」ならば、十分に利用価値があります。ただし、ジャンク品扱いは「正常動作しない」ことが前提ですから、あくまでもそのつもりで落札しましょう。

OC仕様のパーツは購入すべきか?

この点は非常に悩ましいです。というのも、OC仕様のPCパーツは標準状態でOCされているのが当たり前なため、通常版のパーツとは比較しにくいからです。

一般的に、OC状態で常用しているとパーツの寿命は縮まると言われています。しかし、OC仕様のパーツが通常版と比べてどれだけ耐久性に優れるのかは、使い方次第なのです。

OC版といっても、アイドル時や低負荷時は通常版以上に消費電力を落とすパーツもありますから、正確な耐久性を比較するのはほぼ無理でしょうね。

そのため、ここからは個人の判断になりますが、私ならOC仕様のPCパーツは中古で購入しません。故障リスクが高いでしょうし、ネットオークションやフリマサイトならば保証もないわけですから。

「完動品」に手を出すべきか?

ネットオークションやフリマサイトでは、1世代から2世代前のパーツで構成されたゲーミングPCが良く出品されています。

これらの多くは「動作に問題が無い」としています。つまり「完動品」ですね。しかし、出品時点の動作に問題が無いだけであり、プロのチェックや検査を通過しているわけではありません。

また、購入後の保証や耐久性の問題もあり、私ならば落札しませんね。そもそも、ネットオークションやフリマサイトの中古PCは明らかに割高です。保証がついており、プロの動作チェックを通過したBTOショップの中古パーツコーナーと大差ない価格ですからね。

ネットで見かける中古のゲーミングPCは、その値段からどうしても魅力的に見えることがあります。しかし、よくよく考えると1グレード落とした新品を買ったほうが良かったり、一部だけを新品のパーツに交換することで対策できたりするわけです。

オークションやフリマサイトの中古ゲーミングPCの中にも、掘り出し物はあるでしょう。しかし、見る目が無ければ手を出してはいけないものだと思います。高額になりがちなゲーミングPCだからこそ、信頼のおけるBTOショップで購入するようにしましょう。