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MMORPGにおすすめのPC構成(パーツ構成)を考えてみる

MMORPGを快適に動作させるには?

OSは64bitのものを選ぶ

FF14をはじめとするMMO RPGを快適に動作させるには、グラフィック処理能力ももちろんのこと、多数のプレイヤーを同時表示するための演算処理能力も求められます。

まず、パソコンを動かすOSに関してですが、ゲーミングPCで32bit OS(Windows10 Home 32bitなど)を選択するメリットはありませんので、必ず64bit OSを選択しましょう。32bitOSの場合、メインメモリを4GBまでしか搭載できない他、セキュリティやデータ転送などにおいても様々な制約が発生してしまいます。

各パーツの選び方

各パーツの優先度と、グラフィックボードとCPUの選び方

構成の優先度としては、

1. グラフィックボード
2. CPU
3. メモリ

となります。

他ジャンルのゲームと同様、ゲーミングPCにおいてグラフィックボードは最優先で投資するべきパーツです。プレイするタイトルの推奨スペックより一回り高い性能を持つグラフィックボードを選択しておくと、そのタイトルも含め快適にプレイできるでしょう。

次に、余裕があれば、選んだグラフィックボードの性能が頭打ちにならないようなCPUを選択しましょう。低クロックのCPUは、演算処理能力に優れていないため、高負荷の戦闘時などでラグが発生する可能性があります。2.4Ghz以上のCPUであれば、大抵のタイトルでラグを感じることはないでしょう。

メモリは何GB搭載するべきか?

MMOにおいて、グラフィックボードとCPUに次いで重要なのがメモリです。オンラインゲームをプレイする場合、最低でも8GBは確保しておきたいと言われています。

ただ、余裕を持つなら16GBは搭載しておきましょう。近年、推奨メモリが8GBのタイトルも増えてきているため、タイトルによっては高負荷環境下で、メモリの容量がボトルネックになってしまう可能性があるためです。

ただし、16GBを上回る32GBメモリを搭載すると、ゲームではまず持て余してしまいます。32GBも積むのであればグラフィックボードやCPUに投資したほうが賢明といえます。

SSDは必須。ストレージ容量自体はあまり必要ない

MMORPGをプレイするだけならば、そこまで大きなストレージ容量は必要ありません。ただし、SSDに関してはゲームプレイ時に発生するロード時間に直接関わってくるため、必ず搭載して、ゲームクライアントをSSDに保存するようにしておきましょう。SSDはだいたい240GBもあれば、多数のタイトルを問題なく格納できます。

デバイスや排熱にもしっかり気を配ろう

MMORPGを快適に遊ぶうえで必須と言えるのは、グラフィックボード、CPU、メモリ、SSDの4つです。ですが、長時間プレイが多くなりやすいMMORPGでは、パソコンの排熱も当然考慮する必要があります。優先度は下がりますが、ここを渋ってしまうと熱暴走や騒音に悩まされる可能性がありますので、注意しましょう。

また、常に触れるであろうキーボードやマウスもしっかりと良いものを準備しておきましょう。パーツやデバイスにこだわって、快適なMMORPGライフをお楽しみください。