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小型ゲーミングPCの性能・コスパ・拡張性を比較

小型ゲーミングPCってなんでしょうね。いまいち定義がはっきりしません。ミニタワーを小型と呼ぶこともありますが、最近ではスリム型やキューブ型を小型と呼ぶことのほうが多いです。たた、キューブ型でも大型なものがあったりと複雑です。

結局のところ各BTOメーカーが小型だと言ったら小型みたいな感じです。では各BTOメーカーが販売している小型ゲーミングPCにはどのような違いがあるのか比較してみましょう。

小型ゲーミングPCのラインナップ

まずは対象となる小型ゲーミングPCをピックアップしてみます。日本でゲーミングPCを販売しているメーカーで人気なのはドスパラ、G-Tune、パソコン工房なので、この三者の小型ゲーミングPCを比較します。

サイズを比較

いちばん大切なのが大きさです。小型なのですから小さくなければ意味がありません。できれば持ち運べるくらいの大きさ・重さであって欲しいものです。

シリーズ サイズ 重量
ガレリア Sシリーズ 105(幅)×350(奥行き)×382(高さ) mm 約7.2Kg
LITTLEGEARシリーズ 178(幅)×420(奥行き)×330(高さ) mm 約7.5Kg
C-Class 178(幅)×388(奥行き)×296(高さ) mm 不明

大きさはガレリア Sシリーズの圧勝です。高さはやや大きいですが、なんといってもスリム型なので幅が狭いのが素晴らしいです。横置きもできるのはガレリア Sシリーズだけです。リュックサックに入れて持ち運ぶこともできるくらいです。

性能を比較

小型だからといって低性能では使い物になりません。やはり高性能な小型ゲーミングPCのほうが嬉しいですよね。各小型ゲーミングPCにはいくつかのモデルがあります。その中から一番ハイスペックなモデルを比較してみましょう。

ガレリア SK NVIDIA TITAN X 12GB
LITTLEGEAR i310PA6-SP4 NVIDIA TITAN X 12GB
Lev-C117-LCi7K-VNV GeForce GTX1080 8GB

この中ではドスパラとG-Tuneがハイエンドです。GTX1080を越えるTITAN X搭載モデルが用意されています。ただ、TITAX Xはあまりに高額なので、コスパを考えるとGTX1080のほうがおすすめです。どのBTOメーカーもGTX1080搭載の小型ゲーミングPCが揃っています。

拡張性を比較

小型ゲーミングPC最大のデメリットは拡張性です。メモリスロットや拡張スロットの空きが少ないことが多く、あとからメモリやサウンドカードの追加ができないかもしれません。小型でも拡張性の高いデスクトップのほうが何かと便利です。

ガレリア Sシリーズ メモリスロットの空き 0

拡張スロットの空き 0

拡張ベイの空き 2.5インチシャドウ 2
LITTLEGEARシリーズ メモリスロットの空き 0

拡張スロットの空き 0

拡張ベイの空き 2.5インチシャドウ 2
C-Class メモリスロットの空き 0

拡張スロットの空き 0

拡張ベイの空き 2.5インチシャドウ 4

どれもほとんど変わりません。メモリスロットは2つかないので、メモリ8GBなら4GB x2でしょうし、16GBなら8GB x2で全部使われています。

拡張スロットはどれもゼロです。グラフィックボードが場所を占めているので仕方がないでしょう。拡張ベイにだけ差があります。パソコン工房のC-Classだけ2.5インチが4つ残っています。ただ、2つ空いていれば十分だと思います。

小型ゲーミングPCはドスパラがおすすめ!

大きさ以外ではほとんど差がつきませんでした。でも逆に言えばドスパラのガレリア Sシリーズはあれだけ小型なのに、他のメーカーのデスクトップと変わらない性能なのです。同じ性能なら小型なほうが嬉しい人はたくさんいるはずです。

それにドスパラなら10万円以内の激安モデルから最強性能のハイエンドモデルまで揃っているので、予算に合わせて好きなものが必ず見つかります。だから小型ゲーミングPCを探している人にはドスパラをおすすめします。